SEO対策が売上UPにつながる理由。SXOも重要なポイント

2022年6月30日
ネットショップを運営していると、SEO対策が重要だとよく耳にしますよね。しかし、

「SEO対策をしても、すぐに売上があがらない」

「なんのためにSEO対策をするのかが、よくわからない」

このように思うことはありませんか?

SEO対策を行なった方が良いと思っているものの、なかなか実感がわかず、二の足を踏んでしまうことがあるでしょう。

また、具体的にどのような対策を取るべきか、よくわからないのが実情かもしれません。

そこで本記事では、SEO対策が売上UPにつながる理由を解説します。
また、近年SEO対策と並んで重要視されている、SXOについても説明します。ぜひ最後までご覧ください。

SEO対策が売上UPにつながる理由

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SEOとは(Search Engine Optimization)の頭文字をとった単語で、検索エンジン最適化を意味します。

SEO対策を行うことで、Googleで検索されたときに、狙ったキーワードで自社サイトが上位表示されるようにします。

では、SEO対策を行うと、なぜ売上UPにつながるのでしょうか。

理由は3つあります。

  1. 集客力が高まるから
  2. 良質なコンテンツが増えるから
  3. 転換率が高まるから

順番に見ていきましょう。

集客力が高まるから

SEO対策が売上UPにつながる理由として、集客力が高まることが挙げられるでしょう。

集客の増加は、お店に来店されるアクセス人数の増加を意味します。

ネットショップの売上は、アクセス人数×転換率×客単価で成り立ちます。

たとえば、

  • アクセス人数:500人
  • 転換率:2%
  • 客単価:3000円

この場合の売上は、500人×2%×3000円=30,000円となります。

そのため、SEO対策により、自社サイトが検索結果の上位に表示されていれば、アクセス人数が増加します。

仮に他の指標の数値に変化がなければ、売上がUPするでしょう。

良質なコンテンツが増えるから

SEO対策が売上UPにつながる2つ目の理由として、良質なコンテンツが増えることが挙げられます。

良質なコンテンツが増えれば転換率が高まり、売上があがる流れです。

では、良質なコンテンツとはどのようなものでしょうか?

SEO対策は、検索エンジン向けのテクニックではなく、良質なコンテンツでユーザーや読者の課題を解決することです。

その根拠として、Googleが公表しているウェブマスター向けのガイドラインを見ると良いでしょう。

品質に関するガイドラインの基本方針には、下記の内容が記載されています。

  • 検索エンジンではなく、ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する。
    
  • ユーザーをだますようなことをしない。
    
  • 検索エンジンでの掲載位置を上げるための不正行為をしない。ランクを競っているサイトや Google 社員に対して自分が行った対策を説明するときに、やましい点がないかどうかが判断の目安です。その他にも、ユーザーにとって役立つかどうか、検索エンジンがなくても同じことをするかどうか、などのポイントを確認してみてください。
    
  • どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。

引用:Googleウェブマスター向けガイドライン
https://developers.google.com/search/docs/advanced/guidelines/webmaster-guidelines?hl=ja

特に、最初の項目が良質なコンテンツの重要性を説いています。

Googleから、どのようなことを行えば検索結果が上位表示されるのかは明かされていません。

しかし、ユーザーや読者の課題を解決し役立つコンテンツであれば、上位表示されるようになるでしょう。

その理由は、自社サイトが良質なコンテンツを提供していれば、多くのユーザーが訪れ、

  • 滞在時間が長くなる
  • 最後までコンテンツを読む読了率が高くなる
  • 被リンクが増える
  • 紹介している商品などの転換率が高くなる
  • サイト内の他記事に回遊する比率が高まる

このように自社サイトが活発化することで、ユーザーにとって有用なコンテンツであると、Googleが判断するためです。

ユーザーの課題を解決する良質なコンテンツを作り、結果としてGoogleから評価されるサイトを構築するのが重要です。

転換率が高まるから

SEO対策を意識して良質なコンテンツを作ることで、転換率が高まります。その結果、売上UPにつながるでしょう。

なお、転換率を高めるコンテンツ作りで、注意すべき点を以下にまとめます。

  • ユーザーや読者の課題を把握する
  • 課題を言語化し、あぶり出す
  • 解決策を示す
  • 解決策の1つとして、商品やサービスを提案する

ユーザーが検索をした意図や課題をページに表現することで、自分ごととして捉えてもらうのが重要です。

ユーザーはどのようなものを求めているかが、自分自身でもわかっていない状態で検索をしています。


だからこそ商品ページで課題を明示し、解決策を提示する流れが良いでしょう。

SXOとは

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昨今では、SEO対策と並んでSXO対策が重要視されています。

SXOとは(Search Experience Optimization)の略で、検索体験最適化を意味します。

検索体験最適化とは、ユーザーの検索意図に合致した情報を提供することです。

たとえば、ユーザーが「誕生日 プレゼント 5歳」で検索をした時に、

  1. 子供が喜ぶおもちゃランキング
  2. 子供の誕生日にプレゼントを贈り始めた歴史

この2つのコンテンツがあった時に、読まれるのはどちらでしょうか?
圧倒的に1番のコンテンツが読まれるはずです。

1番のコンテンツは5歳の子供に最適なプレゼントを探している検索意図に合致しており、ユーザーが求めている情報があるからです。

このように、検索結果に対して適切なコンテンツを用意しておくことがSXO対策なのです。

SXOとSEOの違い

ここで、SEOとSXOの違いを明確にしておきましょう。

SEO:検索エンジン最適化を示す。検索結果の上位表示をねらい、集客を増やす施策

SXO:検索意図に合致したコンテンツを提供する。転換率を高める施策

上記のような違いがあります。

SEOとSXOはどちらかを行う施策ではなく、両方とも実施すると良いでしょう。

SEO対策で集客を行い、SXO対策で転換率を高めることで、ネットショップの売上UPにつながります。

まとめ

本記事では、SEO対策が売上UPにつながる理由と、SXO対策について解説しました。

SEO対策を行ったから即時売上がUPする訳ではなく、SEO対策によって自社サイトの集客力が上がること。その結果、アクセス人数が増えることで、売上が上がることを説明しました。

そして、SXO対策として、ユーザーの検索意図にあったコンテンツを作成し、転換率を高めることが有効だと理解できたことでしょう。

小手先のSEO・SXO対策ではなく、ユーザーや読者の課題を解決し役立つコンテンツを作成することで、自社のサイトの売上UPが実現できるでしょう。

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