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ウェビナーを成功させる秘訣は?注意点などを解説

2022.5.26
インターネット上で開催するセミナーを意味するウェビナー。ZoomなどのWeb会議アプリケーションが普及したことで、ウェビナーの開催や参加機会が増えました。

しかし、ウェビナーはこれまでオフラインで行なっていたセミナーを、単純にWeb上に置き換えて実施するだけでは成功しません。

「ウェビナー終了後のアンケート結果が思っていたより悪く、がっかりした」

「ウェビナー参加者がなかなか集まらない」

「他社のウェビナーと自社のウェビナーの差がありすぎる」

ウェビナーを主催した経験があるなら、このように思ったことはありませんか。

本記事では、ウェビナーを成功させるための7つの秘訣と、3つの注意点を解説します。ウェビナーを円滑に開催し、参加者の満足を高めるために重要なポイントをお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

ウェビナーを成功させる7つの秘訣

ウェビナーを成功させるために行うべき、7つの秘訣を解説します。

  1. 参加後のゴールイメージを描く
  2. ペルソナを想定する
  3. ペルソナにあった内容にする
  4. 参加型のコンテンツを用意する
  5. 配信環境を整える
  6. 集客を行う
  7. アフターフォローを行う

順番に見ていきましょう。

参加後のゴールイメージを描く

ウェビナー参加後のゴールイメージを描きましょう。

主催者側と参加者側の両軸でゴールイメージを考えるのが効果的です。

理由は、双方にとって有意義なウェビナーを実現するために、ゴールから逆算して計画を立案するためです。

たとえば、

主催者側

  • 参加者から満足度が高いアンケート結果を受領できた
  • 参加者が何に興味関心を抱いているのかがわかった
  • 見込み顧客の情報が獲得できた

参加者側

  • わかりやすく、理解しやすいウェビナーだった
  • すぐに実践できるノウハウや考え方が学べた
  • 無料なのに、有料級の知見が得られた

ウェビナー終了後のゴールイメージをこのように捉えた場合、実現するためにどのようなコンテンツが必要なのかを考えます。

おのずと実施項目やスケジュールが立案できるでしょう。

ペルソナを想定する

ウェビナー参加者のペルソナを想定しましょう。

なぜならば、参加者の興味関心や、ウェビナー参加時点での理解度に応じたコンテンツを用意するためです。

ペルソナとは、商品やサービスを利用するユーザー像を示します。

ウェビナーに参加する年齢層や職業などの定量的な情報に加え、興味関心などの定性的な情報も想定すると良いでしょう。

ペルソナにあった内容にする

ウェビナーの内容は、ペルソナにあった内容としましょう。

特に、ウェビナー参加者の理解度を想定するのが効果的です。

理由は、参加者の理解度に応じて、ウェビナーの難易度や情報量を調整するためです。

たとえば、ウェビナーのテーマに対して、

初心者が多い場合:専門用語を使わずに、わかりやすく説明する

中〜上級者が多い場合:専門知識を前提とし、ここでしか得られない情報を盛り込む

上記のように難易度や情報量を調整しましょう。

参加型のコンテンツを用意する

ウェビナーでは参加型のコンテンツを用意しましょう。

理由として、ウェビナー参加者はボタン一つで離席が可能であり、オフラインのセミナーと比較すると、セミナーを最後まで受講する割合が低くなるためです。

参加型のコンテンツを増やすことで、参加者の興味を引き、飽きずに楽しみながらウェビナーに参加してもらうようにしましょう。

たとえば、質疑応答を行う場合を考えてみましょう。

オフラインのセミナーでは、発言がしにくく、活発な議論になるのが難しいことがあります。

一方ウェビナーでは、配信中にチャット機能を使って参加者の声をリアルタイムに確認し、不明点や疑問点をその場で解決させられます。

オンラインだからこそ、参加者がチャットを通じて質問を投げかけやすいのが特徴です。

また、ウェビナーの投票機能を用いて、参加者にAかBかのどちらかを選択させることも、参加型コンテンツとしては有効です。

質疑応答に発信しにくい参加者に対して、投票機能を通じて意思表示を示してもらうことで、参加意識が高まるでしょう。

配信環境を整える

配信環境の整備は、ウェビナー成功のために欠かせない要素です。

ウェビナーが途切れ途切れで配信されては、参加者が満足することはありません。

たとえば、

  • 光ファイバーなどの高速かつ大容量のデータ通信を用意する
  • インターネットは無線ではなく、有線で接続する
  • 外部マイクを用意し、聞き取りやすい音声を担保する
  • 外部カメラで鮮明な画像を配信する
  • ウェビナー講師へライトを当てて見やすさを調整する

このように、ウェビナーを円滑に実施、配信されるように準備を進めましょう。

集客を行う

ウェビナーのペルソナや内容、開催日時が決まったら集客を行いましょう。

集客は、

  • HPへの記載
  • SNSによる発信
  • 既存顧客へのメールマガジン
  • Web広告

上記のように、様々な手段で告知を行います。

なお、ウェビナーのツールによっては参加人数に制限があるため、注意をしましょう。

アフターフォローを行う

ウェビナー終了後のアフターフォローは欠かせない要素です。

アフターフォローの内容として、

  • ウェビナーで説明をした内容の補足資料
  • アンケート結果のフィードバック
  • ウェビナー中に回答できなかった質問への返答
  • ウェビナー後に実施すべき課題や説明

このように、ウェビナー終了後に参加者に対してアフターフォローを行うことで、満足度を高めることができます。

継続してウェビナーを行う場合、次回以降も継続的に参加してもらうためにも、アフターフォローを実施しましょう。

ウェビナーを成功させるための注意点

ここからは、ウェビナーを成功させるための注意点を3つ解説します。

ウェビナーの開催において、ここまで細心の注意を払えば成功は目の前です。

  1. 入念なリハーサルを実施
  2. 参加後の顧客情報を活用
  3. アーカイブによるウェビナーの資産化

順番に解説しますので、しっかり抑えておきましょう。

入念なリハーサルの実施

ウェビナーの開催前日及び、当日に繰り返しリハーサルを行いましょう。

リハーサルの内容は、

  • コンテンツや資料に間違いがないか
  • 伝わりやすい表現方法になっているか
  • ネット環境に問題がないか
  • ツールの操作方法は円滑にできるか
  • 配信状況のチェックができるか

このように、コンテンツ内容に加え、接続方法や参加者とのやりとりが円滑にできるかを確認しましょう。

参加後の顧客情報を活用

ウェビナーは有料・無料を問わず、ある程度の顧客情報の取得が可能です。

実施するウェビナーのテーマに関心がある人が参加するため、テーマに即した商品やサービスを自社で用意している場合は、見込み顧客としてアプローチしても良いでしょう。

アーカイブによるウェビナーの資産化

ウェビナーのアーカイブを残しておき、ウェビナー開催日がすぎた後も継続的に配信をすると良いでしょう。

理由として、ウェビナーを開催するごとにコンテンツは蓄積され、資産化されます。資産化されたウェビナー画像は、継続的に集客や収益化が可能となるからです。

これまでは、ウェビナーの開催日までがキャッシュポイントでしたが、アーカイブがあれば永続的に利用できる資産となるため、有効活用を検討しましょう。

まとめ

本記事では、ウェビナーを成功させる7つの秘訣に加え、3つの注意点を解説しました。

ウェビナー参加者のペルソナを設定し、コンテンツを充実させることが、重要です。その上で、配信環境やアフターフォローなど、細かい点まで注意し、ウェビナーを成功させましょう。

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