インサイドセールスをアウトソーシングする際のポイントは?代行会社おすすめ8選

2023年7月20日
「インサイドセールスのアウトソーシングはできる?」

「インサイドセールスをアウトソーシングする際のポイントは?」

営業部門でインサイドセールスを運用している方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。インサイドセールスを効果的に運用できれば、営業効率や成約率の向上が期待できるものの、自社内で全てのタスクをこなすには手間もかかります。インサイドセールスをうまくアウトソーシングできれば、業務効率のさらなる向上が期待できるでしょう。

本記事では、インサイドセールスをアウトソーシングするメリットや、代行会社の選び方、依頼の際の注意点を解説します。あわせて、アウトソーシングを任せるのにおすすめの代行会社まで紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

インサイドセールスをアウトソーシングするメリット

インサイドセールスをアウトソーシングすることで、以下のメリットが期待できます。

  • 営業活動を効率化できる
  • 提案に集中できる
  • 専門的なスキルに基づく運用が見込める

それぞれのメリットについて解説していきます。

営業活動を効率化できる

営業活動を効率化できるのは、アウトソーシングの大きなメリットです。リードの獲得と育成に関する手間がかかる業務を効率化でき、成約率の高いリードに絞った営業活動が見込めるでしょう。育成や教育、ツールの導入にかかるコストを削減できるのもポイントです。

提案に集中できる

インサイドセールスのアウトソーシングを依頼することで、提案業務にリソースを集中させられます。

インサイドセールスにはさまざまな業務があります。リードの獲得や顧客情報の管理、ヒアリング、アポイントの獲得など、提案にいたるまでに細かいプロセスを踏まなければなりません。そうしたプロセスをアウトソーシングできれば、成約に直結する提案業務に営業担当者のリソースを集中させられます。

専門的なスキルに基づく運用が見込める

アウトソーシングにより、インサイドセールスに精通したスタッフによる運用が見込めます。ノウハウを身に付けたスタッフが運用にあたるため、自社でメンバーを育成せずとも成果が期待できるでしょう。

インサイドセールスのアウトソーシングサービスを選ぶ際のポイント

インサイドセールスのアウトソーシングサービスは多数提供されていますが、無作為に選んで良いというものではありません。ここでは、アウトソーシングサービスを選ぶ際のポイントとして、以下の3点について解説します。

  • 費用
  • 対応業務
  • 代行実績とスキル

費用

費用感や料金体系は、事前にチェックしておきましょう。インサイドセールスのアウトソーシングにかかる費用は、「固定報酬型」か「成果報酬型」のいずれかとなるのが一般的です。

固定報酬型のサービスの場合、費用相場は50~70万円/月とされています。成果が高く出た場合はコスパがよくなりますが、成果が出なくても同額を支払わなければなりません。

成果報酬型のサービスの場合、費用相場は商談アポ1件あたり1万5千~2万円程度とされています。無駄なくコストをかけられますが、思った以上に料金が高額になる恐れもあります。

対応業務

任せられる対応業務の範囲も、サービスを選ぶ際の重要なポイントの1つです。事前に、自社業務のどの部分を外注すべきかを洗い出しておきましょう。特に、ボトルネックとなっている箇所や課題点をチェックしておく必要があります。自社の課題解決のために役立つ業務を任せられるサービスを選びましょう。

代行実績とスキル

過去の代行実績と運用スキルも、重要なポイントの1つです。特に、自社の業種に近いクライアントでの代行実績がある業者であれば、高い成果が期待できるでしょう。ある程度の業界知識が保有されているため、説明する手間も省け、ノウハウを活かした運用を任せられます。

インサイドセールスのアウトソーシング企業おすすめ8選

ここでは、インサイドセールスのアウトソーシング企業を8社ご紹介します。

  • 株式会社ウィルオブ・ワーク
  • 株式会社コンフィデンス
  • 株式会社soraプロジェクト
  • 株式会社セレブリックス
  • リーグル株式会社
  • SALES ROBOTICS株式会社
  • ビートレード・パートナーズ株式会社
  • 株式会社コムレイズ・インキュベート

株式会社ウィルオブ・ワーク

株式会社ウィルオブ・ワークは、豊富な支援実績と柔軟な対応業務が魅力のアウトソーシング企業です。2,800社を超える支援実績があるため信頼性が高く、幅広い業務を任せられるため、自社に合った形でアウトソーシングを依頼できます。

対応業務リードナーチャリングインバウンド対応アウトバウンド対応トークスクリプト作成ツール導入
料金体系固定報酬型
公式サイトhttps://seiyaku-sales.jp/

株式会社コンフィデンス

株式会社コンフィデンスは、スペシャリストによる対応が魅力の企業です。インサイドセールスに特化したスキルを身に付けた担当者による営業を任せられるため、高い成果が期待できます。新規事業立ち上げ支援にも強みがあり、新しく事業を始めたい場合にもお勧めです。

対応業務TELアポトップアプローチリードナーチャリング新規事業立ち上げ支援
料金体系固定報酬型(成功報酬型に移行する場合もある)
公式サイトhttps://www.confidence.co.jp/iso/

株式会社soraプロジェクト

株式会社soraプロジェクトは、独自の法人データベースを活かしたサポートが魅力の企業です。クラウドやAIを活用した独自システムも開発しており、長期的なリード獲得・育成と高いアポ率が見込めます。

対応業務リード獲得リード育成リード管理など
料金体系固定報酬型
公式サイトhttps://sora1.jp/insidesales/

株式会社セレブリックス

株式会社セレブリックスは、業界トップクラスのインサイドセールス支援実績が魅力の企業です。対応業務の範囲も魅力の1つで、サービス理解から分析、リストの精査やセールス手法の確立まで幅広く対応しています。

対応業務サービス理解3C分析セールス手法確立など
料金体系固定報酬型
公式サイトhttps://www.eigyoh.com/service/inside

リーグル株式会社

リーグル株式会社は、特にIT業界を中心としたBtoB企業の支援に定評があります。クラウドサービスを活用したインサイドセールス支援を行っており、リスクが低い成果報酬型を採用しているのもポイントです。

対応業務リード獲得リードナーチャリングクラウドサービスなど
料金体系成果報酬型
公式サイトhttps://leagle.co.jp/

SALES ROBOTICS株式会社

SALES ROBOTICS株式会社は、豊富な支援実績に基づくインサイドセールス支援が魅力の企業です。運用支援はもちろん、立ち上げまで対応しており、幅広いタスクを任せられます。独自開発のクラウドシステムを利用できるのもポイントです。

対応業務リード獲得リード育成リード管理など
料金体系固定報酬型
公式サイトhttps://salesrobotics.co.jp/inside-sales/

ビートレード・パートナーズ株式会社

ビートレード・パートナーズ株式会社は、マーケティングからセールスまでトータルで支援している企業です。インサイドセールス支援も対応範囲が広く、リードの獲得から管理はもちろん、ナーチャリングやメンバーの研修まで依頼できます。

対応業務リード獲得リード育成リード管理研修支援など
料金体系固定報酬型
公式サイトhttps://www.btdp.co.jp/

株式会社コムレイズ・インキュベート

株式会社コムレイズ・インキュベートは、BtoB企業のセールス・マーケティングに定評がある企業です。MAツールの運用とインサイドセールス代行に対応しています。立ち上げ準備からリード獲得・管理、各種ツール導入支援を行っており、自社の課題に合わせた対応を任せられるのもポイントです。

対応業務リード獲得リード管理各種ツール導入支援など
料金体系固定報酬型
公式サイトhttps://www.comrades-incubate.com/inbound-marketing

インサイドセールスのアウトソーシングを依頼する際の注意点

インサイドセールスのアウトソーシングを依頼する際は、以下のようなポイントに注意する必要があります。

  • 調整が必要
  • 自社にノウハウが蓄積できない
  • 商材についての知識が不足している恐れがある
  • 情報漏えいの恐れ

それぞれについて解説していくので、アウトソーシングの依頼を検討している方は参考にしてみてください。

連携や調整が必要

インサイドセールスをアウトソーシングする際は、代行会社との間で情報を共有する必要があります。連携がとれていないと余計な調整が増えたり、認識のズレを生む恐れもあるため、事前に綿密な打ち合わせを行いましょう。

たとえば、リード獲得の条件について双方の認識にズレがあった結果、アウトソーシングによってたしかにリードは増えたが、購買意欲の低いリードしか獲得できていない、といった事態になる可能性も否定できません。

自社にノウハウが蓄積できない

アウトソーシングはたしかに便利ですが、自社内にインサイドセールスのノウハウを蓄積できないというデメリットもあります。インサイドセールスで成果を出すには、従来のフィールドセールス中心の営業とは異なるノウハウが求められるものです。アウトソーシングに任せきりにしてしまうと、自社内にノウハウが蓄積できず、社員の成長機会が得られません。

インサイドセールスをアウトソーシングする場合は、代行会社の担当からフィードバックや情報共有をきちんと受けることをおすすめします。

商材についての知識が不足している恐れがある

インサイドセールスには、自社の商材やビジネスについての知識が欠かせません。アウトソーシングすると、どうしても代行会社側が保有している知識が不足しがちです。自社の商材やビジネスについて説明する機会を設けると良いでしょう。

情報漏えいのリスク

インサイドセールスに限らず、業務をアウトソーシングする場合は、依頼する企業によっては情報漏えいのリスクに注意が必要です。信頼できる企業を選択するのはもちろんですが、共有する情報としない情報を明確に区別し、社内の情報管理のルール遵守を徹底しましょう。

インサイドセールスツールの導入もおすすめ

インサイドセールスを効果的に運用するにはアウトソーシングも有効ですが、自社内へのツールの導入も検討してみてください。インサイドセールスで成果を出すためには、ツールの利用が欠かせません。業務を自動化できたり、各種情報を適切に管理できたりといったメリットがあり、メンバー間・部門間の情報共有も簡単にできます。

インサイドセールスツールの導入を検討している方は、ぜひ弊社が提供している「ビアフロス」をご検討ください。ビアフロスは、豊富な機能を備えたインサイドセールスツールです。MA・CRM・SFA・ABMまで一括して対応できる機能を備えており、営業活動全体をトータルでサポートいたします。

まとめ

アウトソーシングを有効活用してインサイドセールスを運用

インサイドセールスで成果を出すには、アウトソーシングの有効活用がおすすめです。アウトソーシングすることで、業務の手間を省いて効率化できます。成約に直結する提案業務にリソースを集中させられるのも大きなメリットです。

アウトソーシング先の企業を選ぶ際は、費用や対応業務、過去の実績とスキルに注目することをおすすめします。情報の連携がうまくできていないと成果につなげられなかったり、自社内にノウハウが蓄積しなかったりといったデメリットもあるため、注意が必要です。

アウトソーシングも有効ですが、自社内へのツールの導入に関しても検討してみることをおすすめします。

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